赤ちゃんが満1歳を迎える初めての誕生日は、家族にとっても記念に残るお祝いの日です。
誕生日を祝う習慣は近代になって欧米から伝わったものですが、満1歳の誕生日は古くから日本でにもありました。
祖父母や両親、仲人、親戚などと一緒に一升のもちをついて、それを赤ちゃんに踏ませたり背負わせたりする儀式として行われていたようです。
もちは「力持ち」とかけられ、丈夫に育つようにという願いが、「一升」には「一生」がかけられ生涯食べ物に不自由しないようにとの願いが込められています。
こうした習慣は徐々に減りつつありますが、今も全国各地で行われています。最近では毎年の誕生日と同様の祝い方が一般化しました。
もちの代わりにバースデーケーキにロウソクを1本立て、子供の健やかな成長を祝います。
一緒に祝うのは祖父母や両親といった身内がほとんどですが、親しい友人などを招くのもよいでしょう。
記念の足形や手形をとったり、写真やビデオで撮影するのも良い記念になりますね。
身長や体重、初めて話した言葉などを記録するのもよいでしょう。これらは毎年の成長記録とすることもできますので、是非続けてみてください。
