贈る品物選びは・・・
高校や大学を卒業する場合、本人の好みもはっきりしていますので、
希望ものを聞くか、現金、ギフト券などを贈ってもよいでしょう。
社会人になる場合には、男性ならネクタイやワイシャツ、カバン、財布、ベルトなど、女性ならハンドバッグ、スカーフ、ブラウス、香水、アクセサリーなどがよいでしょう。
また名刺入れや定期入れ、手帳、財布などの実用品、腕時計や万年筆などのステーショナリーは、男女ともに人気のある贈り物です。
一人暮らしを始める場合には、家庭用品、電化製品などを贈るのもよいでしょう。
贈る相手と一緒に選びに行くと、本人の好みにあったものを贈ることができます。
予算の目安
- 祖父母や親戚の場合 1万円~3万円程度
- 知人や親しい人の場合 5千円~1万円程度
祝儀袋・かけ紙
水引きは赤白の蝶結びでのしを付けます。
表書き
- 「就職御祝」「御就職御祝」・・・就職祝いの一般的な表書き
- 「賀社会人」・・・新社会人へのお祝いに
- 「祝御卒業」「卒業御祝」・・・進路が決まっていない場合は卒業祝いとして贈ります
就職祝いをいただいたら
基本的にお返しは不要です。お祝いをいただいた人に、話や礼状を書いて、本人からお礼を伝えましょう。
就職祝いのお礼には、初月給が出たときに、ささやかでもお礼の品を贈ると喜ばれます。
また就職が決まったら、就職でお世話になった人に報告し、手土産を持参してお礼の挨拶に伺うようにしましょう。