2月14日のバレンタインデーは、もともとはカトリックの記念日で、小鳥が求愛を始める日として「愛を求める日」とされています。
バレンタインデーの起源は、3世紀のローマにまで遡ります。
当時ローマ司祭であった聖バレンチヌス(英語読みでバレンタイン)は、ローマ皇帝が妻帯者は立派な軍人になれないとの考えから自由恋愛を禁じていたことに反発し、その政策を「神の意志と人間性に反する」といい恋人たちを密かに結婚させていたといいます。
それを知った皇帝は激怒し、2月14日、聖バレンチヌスは処刑されされました。
この非業の殉教をした彼の命日を人々は「バレンタインデー」と名づけ、愛の守護神として称える日となりました。
そして2月14日は、女性から男性に愛を打ち明けてもよいという日になりました。
日本にバレンタインデーが紹介されたのは昭和11年ころで、昭和33年に製菓会社がキャンペーンとしてチョコレートを贈ることを始めたのをきっかけに、それが習慣化して現在のような日本のスタイルになりました。