結婚式 に 仲人 ( 媒酌人 )を立てたときには、披露宴 直後に別室でお礼を渡すか、挙式 後一両日中に先方の自宅に伺いお礼を渡すようにします。
結納のお礼
一般に、結納金の1割~1.5割が目安です。
御車代として実費の1~1.5倍と、酒肴代2万円(食事を出した場合は不要)も併せて包みます。
結婚式のお礼
結納から披露宴までお世話になる仲人には、結納金の2割(15万円~30万円)を目安に包みます。
披露宴のみの媒酌人としての仲人には、結納金の1割(10万円~20万円)が目安です。
いずれの場合も、当日式場までの車を手配しないときは、交通費として御車代を実費の3倍程度の額で(遠方の場合は1.5倍程度)きりのいい金額もあわせて包みます。
謝礼の祝儀袋
水引きは金銀・赤白の輪結びなどの結び切りで、のしを付けます。表書きは、「御礼」(おんれい)または「寿」(ことぶき)、両家の姓を書きます。
交通費の祝儀袋
印刷された略式の小型祝儀袋を使います。水引きは赤白の結び切りで、のしがついているもの。表書きは、「御車代」(おくるまだい)。両家の姓を書きます。
仲人、媒酌人の自宅を訪問しお返しのお礼をする場合は、謝礼と一緒に菓子折りを包んで一緒に渡すようにしましょう。
本来あらたまった席でのお礼は、白木のお盆あるいは塗盆に乗せて渡すのがしきたりでしたが、現在ではあまり行われません。ですので略式として菓子折りを盆代わりに渡すようにします。
菓子折り
水引き は赤白の結び切り、のし付きのかけ紙をかけます。表書き は「松の葉」「花一重」とし、両家の姓を書きます。菓子折り の上にお返しの祝儀袋をのせ、に包んで持ち運びます。渡す際は風呂敷を外し、正面を相手に向け渡すようにしましょう。