国の勲章や褒章を受けることを「受章」といいます。年に2回、最高の大勲位菊花章頸飾から、身近な褒章まで贈られます。
民間の各種団体が設けている賞を受ける場合は「受賞」と呼び、藝術、文化、科学、スポーツなど幅広い分野があります。
受章や受賞の知らせを受けたら・・・
まずは祝電を打ちます。ごく身近な人の場合には、電話をかけてお祝いの言葉を伝えます。直接出向いてお祝いするのもよいでしょう。
ただし、先方は慌しくなるため、長電話や長居は避けましょう。受賞パーティや祝賀会が開かれることもありますので、そのお手伝いを申し出てもよいでしょう。
お祝いの品は自宅に
受賞直後にお祝いの品物を贈る場合は、花、赤白ワイン、清酒などの酒類、菓子、果物、鯛や伊勢エビなどの祝い魚を選びます。
日を開けてから贈る場合は、相手の趣味や希望に合わせて、銀杯や陶器など記念に残る品物を贈ります。
祝賀会などにはお祝いの品は持参せずに、先方の自宅に祝賀会の数日前あるいは受賞後10日以内に届くよう手配します。
予算の目安
5,000円~10,000円程度。
祝儀袋・かけ紙
水引きは赤白の蝶結び。のしを付けます。
ただし、お酒や祝い魚を贈る場合はのしはつけません。
表書き
- 「祝御受賞」
- 「御受賞御祝」
お返し
祝賀会に招いて記念品をお返しとして渡すのが一般的です。祝賀会を開かなかったり招かなかった人には、内祝いとしていただいたお祝いの半額を目安にお返しを送ります。