結婚祝いを選ぶとき、せっかくの贈り物が「縁起が悪い」「気が利かない」と受け取られてしまうことがあります。刃物や割れものなど、一般的に避けたほうがよいとされる品物にはそれぞれ理由があります。
この記事では、結婚祝いとして避けるべきプレゼントとその理由、そして代わりに選びたいアイテムについて解説します。
縁起が悪いとされるNGギフト
結婚祝いには、言葉の意味や連想から「縁起が悪い」とされる品物があります。古くからの慣習ですが、特に年配の方や式に出席する親族への贈り物では注意が必要です。
刃物類
包丁・ハサミ・ナイフなどの刃物は「縁を切る」を連想させるため、結婚祝いの定番NGアイテムとされています。実用性が高く一見喜ばれそうですが、贈る相手によっては気にされる可能性があります。
割れもの
ガラスや陶器の食器類は「割れる」「壊れる」というイメージから、結婚生活が長く続かないことを連想させるとして避けられてきました。ただし近年はブランド食器をリクエストされることも多く、相手の意向を確認できれば問題ないとする考え方も広がっています。
白いハンカチ
白いハンカチは「手切れ」を意味する言葉と結びつき、別れを連想させるとされています。色物や柄物のハンカチであれば問題ありません。
数字に関するNG
結婚祝いの金額や個数にも、避けたほうがよいとされる数字があります。
| NGとされる数字 | 理由 |
|---|---|
| 4 | 「死」を連想させる忌み数 |
| 9 | 「苦」を連想させる忌み数 |
| 2(偶数) | 「割れる数」とされ、結婚祝いの金額としては避けられる傾向がある |
金額を包む場合は、3万円・5万円・7万円など、割れない奇数の金額を選ぶのが基本です。品物の個数も同様に、ペアで贈る場合を除き偶数の個数は避けるとよいでしょう。
実用面で避けたいギフト
縁起の問題だけでなく、実用面での配慮も必要です。相手の好みやライフスタイルに合わないものは、せっかくの贈り物でも喜ばれにくくなります。
趣味・好みが強く出るもの
インテリア雑貨や絵画、香りの強い製品などは、贈る側の好みが反映されやすく、相手の好みと合わない可能性があります。相手の趣味をよく知らない場合は避けたほうが無難です。
すでに持っている可能性が高いもの
一般的な家電や調理器具は、すでに持っている場合や好みのブランドがある場合があります。事前にリクエストを確認するか、消耗品やカタログギフトを検討するとよいでしょう。
サイズや好みが分かれるもの
衣類やアクセサリーなど、サイズやデザインの好みが明確に分かれるものは、本人の希望を聞かずに選ぶとミスマッチが起こりやすいアイテムです。
関係性によって避けたいギフト
贈る相手との関係性によっても、避けるべきプレゼントは変わってきます。
| 関係性 | 避けたいギフトの例 | 理由 |
|---|---|---|
| 上司・目上の方 | 現金(高額すぎる場合)、実用的すぎる日用品 | 高額な現金は失礼にあたる場合がある。目上の方には品物や商品券が好まれる傾向 |
| 友人・同僚 | 個性が強すぎるデザインの品 | 好みが合わないと使われない可能性が高い |
| 遠縁・関係が薄い相手 | 高額すぎるギフト | 相手に気を遣わせ、お返しの負担を増やしてしまう |
避けたいギフトの代わりに選びたいもの
NGなギフトを把握した上で、代わりにどのようなものを選べばよいかをまとめました。
- カタログギフト:相手が好きなものを選べるため失敗が少ない
- 体験型ギフト:旅行券や食事券など、思い出として残るもの
- 消耗品:高級食品やタオルなど、使い切れて場所を取らないもの
- 現金・商品券:相場に合った金額であれば最も無難な選択
事前に本人へ「欲しいものはあるか」を確認できる関係性であれば、直接聞いてしまうのが最も確実な方法です。
まとめ
結婚祝いには、縁起・実用性・関係性という複数の観点から避けるべきギフトがあります。刃物や割れもの、忌み数といった伝統的なマナーに加え、相手の好みやライフスタイルへの配慮も欠かせません。
迷った場合は、カタログギフトや現金・商品券など失敗の少ない選択肢を検討するか、可能であれば本人の希望を確認することをおすすめします。大切なのは、形式以上に「相手を思う気持ち」が伝わる贈り方かと思います。

