風呂敷は、正式な場においては絹素材のものを用います。あらたまった席では、家紋の入った無地の風呂敷を使うこともあります。
無地の紫色の風呂敷は、慶弔や季節を問わず使えるので一枚は持っておくと便利です。
カジュアルな場では、綿やレーヨン、ポリエステルなどのお手軽価格で買うことのできるものでもOKです。
柄や色は、季節や目的に合わせて様々なバリエーションがあり、表と裏で色の違うものもありますので、こうした風呂敷も持っておくと重宝します。
季節ごとによく使われる色と柄をまとめましたので、一つの参考になさってください。
- 春用・・・明るい色。桜や若葉の柄
- 夏用・・・ブルーやグリーンなど涼感のあるもの。トンボの柄
- 秋用・・・茶系の落ち着いた色。もみじやすすきなどの柄
- 冬用・・・黒地、エンジ、紫など。つばきや松竹梅の柄